[TMO]サーモフィッシャーThermo Fisher Scientific

米国株
はじめに
Thermo Fisher Scientific(NYSE:TMO) はアメリカ合衆国マサチューセッツ州に本社を置く科学機器・試薬・科学サービス企業です!
サーモフィッシャーサイエンティフィックは普段の生活ではあまり見かけることがないかもしれませんが、理系の大学生や研究者にとってはおなじみの企業です! …ちなみに私も理系の大学院に通っていたので知ってます笑
日本語版のホームページはこちら↓
Thermo Fisher Scientific - JP
サーモフィッシャーサイエンティフィックは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔、より安全な場所」にするために、お客様に製品・サービスを提供しています。
事業内容(電子顕微鏡について)
TMO ホームページより引用
サーモフィッシャーの事業内容は以下の4つの部門に分けられます。
❶ Life Science Solution (ライフサイエンスソリューション)
❷Laboratory Products and Services (ラボラトリープロダクト アンド サービス)
❸Specialty Diagnotics (スペシャリティ ダイアグノティックス)
❹Analytical Instruments (アナリィティカリィ インストゥルメント)

❶については、全事業のうち28%の内訳を示しており,遺伝子検査や健康などのライフサイエンスに関わる部門です。❷は35%と一番多く、研究の実験製品(具体的には試薬や実験器具などでしょうか)とフォローサービスです。❸は専門診断ということで、各種の分析や調査を行う事業です。❹は分析装置に関してという内訳です。
科学系のことは専門性が高く、詳しくない方にはよくわからない分野だと思うので、最近のTMOのニュースのurlを下記に示します。
ニュース | Thermo Fisher Scientific - JP
TMOの分析装置例:SEM(走査型電子顕微鏡) ※ここからは理系の込み入った話ですので、興味のない方は読み飛ばしてください笑↓↓ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 先ほどの分析装置には様々な種類があったりしますが、ここでは電子顕微鏡(SEM)についてお話しします。そもそも電子顕微鏡ってなんのために使うのでしょうか??             (電子顕微鏡) それはズバリ!!目に見えないほど小さいものを観察するのに用います。 人間の眼つまり肉眼では見えるものの大きさに限界があり、その大きさは0.1~0.2mmと言われています(だいたい髪の毛一本分くらい)。それ以上小さいものを観察する時に使う装置が電子顕微鏡です。虫めがねを使うと小さなものでも大きく見えますよね?簡単に言うと電子顕微鏡は虫めがねのスーパーハイテク版だと思ってください。 引用;https://www.olympus-lifescience.com/ja/support/learn/02/027/ 人間の目では見ないものを見るのに、光学顕微鏡があります。これは、小さな像の光をレンズを使って拡大して観察しています。でもこの光にも限界があります。その時に使うのが電子顕微鏡です。電子顕微鏡では、光の代わりに電子を使って拡大した像を見ています。電子顕微鏡を使うとナノスケールのウイルスなどが観察できます!!
東京都健康安全研究センター » 新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真 (オミクロン株の写真を追加)
よくニュースで見かけるこのような白黒の観察像はまさしく電子顕微鏡によるものです。光ではなく電子を使って観察しているため色は無く明暗のコントラストのみがわかります。(後から色を合成している観察像などもありますが。。)電子顕微鏡の利用分野は本当に多く、金属材料やウイルス,石油やガス中の異物を分析する際にも使われています。 最近は卓上の小型電子顕微鏡も一般になってきましたが、昔は電子顕微鏡のために実験室のような部屋が丸々1つ必要なくらい大きなものでした。またお値段も高いものでは数億円かかります。。。 このような製品を扱っているので、技術力はもちろん納品後のメンテナンスなど企業には高い信頼性が要求されるんです。 話が長くなるのでこの辺でやめますが、興味のある方は詳しく調べてみていただければ結構面白いですよ! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
株価推移
finviz dynamic chart for  TMOfinviz.comより
過去10年間の財務推移
Macro Trends より作成
TMOの過去10年の株価およびEPS,BPSはどれも右肩上がりで安定的に成長しています。
先ほども言ったように様々な製品や分析装置を扱っているため、業績は安定しているのだと考えられます。またTMOが扱う製品を購入するのは主に企業の研究部門国の研究機関なので、需要が安定していることが強みですね!!
先ほどの分析装置にしてもそうですが、大型の装置に関しては、1台数億〜数十億円するので簡単に買い換えることも難しく1度納入すればアフターメンテナンスなどの需要がありビジネスモデルとしては良いと思います。
今後10年間の予想株価と期待収益率
Macro Trendsより作成
先ほどの10年間の財務推移から2030年までの株価を予想しました。2030年の予想株価は347~674ドルです!!また配当性向を10%とし、1株あたりの取得コストを488ドルとすると期待収益率は-3.3~3.2%/年となりました。
まとめ
いかがでしょうか。世界最大の科学機器メーカー Thermo Fisher Scientific
個人的には、これまでの株価が右肩上がりで、事業内容も安定した需要を見込めるため優れた銘柄なのではないか?と思っていたのですが、これまで紹介してきた企業に比べると期待収益率の予想は低いものとなりました。

この原因としては、取得コスト(=2021年現在の株価)が割高なのではないか??と考えています。まぁ注目される企業ですから仕方ないのかもしれませんが、これから投資するには株価が上がり過ぎてるかな〜〜って感じです。
とは言うものの、事業内容自体は安定した需要がありますし、何よりも自分の投資が世界中の研究機関の装置に使われて発見の手助けになると思えば結構ロマンのある銘柄だったりしますね!!!

※株価の予想は計算結果によるものであり、くれぐれも投資の実施については自己判断でお願い致します。

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