目次
はじめに
みなさんのお財布に入っているクレジットカード そのブランドはどこでしょう??JCB?AmericanExpress?? きっとVISAの人もたくさんいるでしょう!! 今日はその決済テクノロジー企業の最大手であるVISAについて,事業内容,財務推移,今後の株価の予想と期待される収益についてまとめました!
企業紹介
VISA(ビザ)は世界的な決済技術を提供している企業です.1958年にバンクオブアメリカがBANK AMERICARD を設立しました.この部門がVISA(Value International Service America)に名称を変更し現在のVISAになっています.・・もともとはバンクオブアメリカだったんですね!!
https://ja.wikipedia.org/wiki/Visa#%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89
クレジットカードのユーザー数について
上記が国際決済ブランド大手の会員数と加盟店舗数になります。VISAの会員数は世界中で20億人,加盟店舗数は3500万店と他の決済ブランドよりも多いことがわかります.このことからもVISAの決済システム,ブランドがいかに強力なものであるか理解できると思います.
キャッシュレス決済の動向
https://www.paymentsjapan.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/06/roadmap2020.pdf 近年CMや身の回りでもキャッシュレス決済が一般的に浸透していることは,ご存知の通りです.そこでこのキャッシュレス決済が日本においてどのくらい増加しているのか調べました.詳しくはURLを見ていただければわかるのですが,国内でも民間の最終消費支出の20%ほどがクレジットカードをはじめとする決済になっています.アメリカをはじめとする海外では日本よりもキャッシュレス決済は普及しており, その決済ブランド最大手VISAは今後成長する見込みが大きいと思われます.
株価推移
finviz.comより過去10年間の財務推移
過去10年間の財務推移を見ますと,株価、EPS、BPSの全ての項目が右肩上がりに上昇していることがわかります.特に株価については2010年では1株22ドルだったのに対し2020年は1株180ドルと10年間で約9倍となっています.まさに時代の勢いに乗っていることがわかりますね!!
今後10年間の予想株価と期待収益率
今後の株価の予想は上のグラフの通りで、2030年の時点で株価が303~705ドルとなると考えられます.また取得コストを1株226ドルとすると期待収益率は2~12%となります!!! 「感想」 正直VISAについては業績,これからの成長,財務状況については今まで紹介した銘柄の中でもダントツで優れている銘柄と思います.ただし,世界中の投資家、金融機関もそのことには当然気が付いており,かなりのお金が投資されているため,株価が高く(若干割高感があるので)期待収益率は思ったほど伸びなかったぁと思います。 ただこんな優れた企業であるからこそ次に暴落が起こった際にはしっかりと仕込んでいきたいですね! ※くれぐれも投資の実施については自己判断でお願い致します。
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